17.09.12 ドル円 結果と変動要因、明日の主要な経済指標
【結果】
予想レンジ 109.00円〜109.80円
実勢レンジ 109.24円〜109.59円
誤差 L +0.24円 H ▲0.21円
→外れ
【変動要因】
本日のドル円は大幅に円安方向へと向かいました。日本時間17時時点では1ドル109.53円〜109.54円と前日同時点比1.11円の円安となりました。要因としては以下の3つが挙げられます。
①国連安保理の全会一致で北朝鮮への追加制裁(当初米国が想定していた石油全面禁輸よりも緩やかな制裁措置)が決定し、懸念されていた米国と北朝鮮との軍事衝突に対する警戒感が低下したこと。
②米国フロリダ州に上陸したハリケーンの被害が想定よりも小さく、米国経済への打撃は限定的なものとの見方が広がったこと。
③米国長期金利の上昇に伴い、日米金利差の拡大が観測されたこと。
足下では東京市場の円安ドル高の流れを引き継ぎ、1ドル109.94円前後で推移しております。ロンドン市場に入ってからは材料に乏しく、値動きは限定的なものとなっております。
【明日の主要な経済指標】
17:30 英 8月失業者数、8月失業率
21:30 米 8月生産者物価指数