17.09.21 ドル円 結果と変動要因

【結果】

予想レンジ 112.35円〜113.00円

実勢レンジ 112.28円〜112.72円

誤差 L▲0.07円 H▲0.28円

→外れ

【変動要因】

 本日のドル円は上記のような結果となりました。米国の継続利上げ観測から米金利の先高観が高まったこと、日銀の金融政策決定会合にて物価上昇率が2%の水準に達するまで大規模な金融緩和を維持するとの発表があったこと、これら2点から改めて日米の金融政策の方向性の違いが認識され円売りに繋がりました。17時時点では前日同時点比1円15銭の円安ドル高となる1ドル112.54円〜112.57円でした。

17.09.21 ドル円予想

予想レンジ 112.35円〜113.00円

本日のドル円は上記のようになると予想致します。本日未明に行われましたFOMCにて金融緩和により膨らんだFRBの資産圧縮が決定致しました。また、その後行われた会合では委員16人中12人が年内の利上げを予想、これにより米長期金利利上げに対する期待感が高まり、一時112.53円をつける円安ドル高となりました。このようなニューヨーク市場の流れを受け、本日の東京市場においても円安ドル高の方向で推移するものと思われます。

17.09.20 ドル円 結果と変動要因

【結果】

予想レンジ 111.45円〜111.75円

実勢レンジ 111.34円〜111.65円

誤差 L▲0.11円 H▲0.10円

→外れ

【変動要因】

ドル円相場は7営業日振りに反発しました。FOMCを本日の27時に控え、円売りドル高となっていた持ち高を解消する流れが出来、本日17時時点では前日比30銭の円高ドル安となりました。時間外取引では日米の金利差縮小も円高要因となりました。

17.09.20 ドル円予想

予想レンジ 1ドル111.45円〜111.75円

本日のドル円は上記のようになると予想致します。本日の27時に行われるFOMCにて、FRBが資産の圧縮にかかる事が確実視されておりますが、会合後行われる政策金利見通しまでは様子見ムードとなり、小幅な値動きとなると思われます。前日の世界的な株高や米国8月輸入物価指数の上昇(0.6%、市場予想は0.5%)を受け円安局面となる可能性がありますが、値動きは限定的なものとなると予想致します。

17.09.19 ドル円 結果と変動要因

【結果】

予想レンジ 111.45円〜112.00円

実勢レンジ 111.38円〜111.88円

誤差 L▲0.07円 H▲0.12円

→外れ

 【変動要因】

ドル円は6日連続で続落しました。17時時点では前週末15日の同時点比99銭の円安ドル高となりました。朝方は15日の米長期金利上昇による日米金利差の拡大観測や米株式相場の上昇を受け円安ドル高の流れとなりました。19日の日経平均株価が大幅に上昇すると低リスク通貨である円の売りに繋がりました。一方で、円が下げ渋る場面も見られました。時間外取引において米長期金利の低下が円の下値を支えたほか、国内輸出企業による散発的な円買い注文も入りました。

17.09.19 ドル円予想

予想レンジ 111.45円〜112.00円

 18日のニューヨーク外国為替市場で円は続落し、1ドル111.50円〜111.60円で取引を終えました。FOMCを20日に控え、円買いドル売りの持ち高を調整する目的での円売りが出ました。欧米株が上昇したことも円売りの材料となりました。FRBは20日のFOMCにて、量的緩和で膨らんだ保有資産の圧縮を決める見通しとなっており、会合後の政策金利見通しでは年内3回目の利上げを維持するとの見方が根強いです。

10年もの米国債利回りは2.23%と8月17日以来ほぼ1ヶ月ぶりの水準に上昇し、日米金利差の拡大も円売りドル買いに繋がりました。

これらの流れを引き継ぐ形で、本日の東京外国為替市場においても円安ドル高の流れとなることが予想されます。

17.09.19〜22 経済指標

9/19

21:30 米 8月住宅着工件数

21:30 米 4〜6月経常収支

21:30 米 8月輸入物価指数

9/20

23:00 米 8月中古住宅販売件数

27:00 米 FOMC政策金利発表

9/21

未定 日 日銀金融政策決定会合

17:30 英 8月財政収支

21:30 米 新規失業保険申請件数

9/22

主要な経済指標の発表なし